ブログ

創業融資案件の獲得のためのフランチャイズ本部へのアプローチ

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

今回は、創業融資案件の獲得方法についてお伝えします。

積極的に営業を行うことで、創業融資案件を獲得しやすい場所をご存じでしょうか?
【フランチャイズ本部】です。

みなさん、フランチャイズ本部といえば、どこを思い浮かべるでしょう。「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」のようなコンビニエンスストア、また「マクドナルド」「ケンタッキーフライドチキン」「モスバーガー」といったファーストフード、さらに「明光義塾」「トライプラス」「スクールIE」といった学習塾…。

ほかにも多くの種類があるので、今までご縁があったり興味を持てたりする業界を選ぶと、アプローチ後に行う業務の話も進みやすいでしょう。
また、歴史が浅い・規模がまだ小さい本部も大いにおすすめです…という話をしましょう。



1.創業希望者がフランチャイズ本部に加入するメリット
創業者が創業融資を申請するとき、通常なら金融機関は「創業するビジネスに関する経験」を審査のポイントにします。
業種経験がなければ、審査に通りにくいのです。

しかしフランチャイズに加盟して創業すれば、運営ノウハウを提供してもらえたり、経営指導をしてもらえたりもします。
創業希望者がフランチャイズに加盟すれば、たとえ経験が乏しくても運営を軌道に乗せるためのサポートを受けられるうえ、融資審査に通りやすいメリットもあるのです。


2.フランチャイズ本部が加盟店を集める方法
一方、フランチャイズ本部の側の話をしましょう。
彼らのおもな仕事のひとつが、「加盟店を増やす」こと。増えれば増えるほどフランチャイズ本部の利益は増えるので、どこも加盟店募集に積極的です。

たとえば株式会社リクルート発行の『アントレ』は起業家向け専門誌。誌面には多くのフランチャイズ本部が広告を掲載し、加盟店を募集しています。また最近は新型コロナの影響で開催されていませんが、フランチャイズ本部が一堂に会して大々的に加盟店を募集する、「フランチャイズ展示会」などのイベントもしばしば催されます。


もちろん「フランチャイズ」でネット検索をかけると、多くのフランチャイズ本部が広告を打っています。



3.創業希望者と出会いやすい「歴史の浅い」「まだ規模の小さい」フランチャイズ本部
フランチャイズに加盟するとき、開業に必要な資金は加盟店が用意します。しかしその必要資金の全額を、自己資金として準備できている創業希望者はほとんどいません。つまり、資金調達が必要。

たいていの場合は日本政策金融公庫の創業融資を利用して、不足する開業資金を調達することになります。
歴史が長く、規模が大きいフランチャイズ本部なら「創業融資」のサポート体制が整っています。
融資サポート専門のスタッフがいたり、融資申請に必要な資料関係が充実していたりしていますので、融資への導線は比較的スムーズです。

しかし歴史の浅い、規模の小さいフランチャイズ本部だと運営スタッフが少ないため、創業融資のサポート体制が構築できていないところが少なくありません。せっかく加盟店候補を確保しても、その加盟店候補が創業融資による資金調達ができないと辞退される可能性があります。

フランチャイズ本部:「かといって自分たちでは満足に創業融資のサポートができない…」
そんな「創業融資サポートに不安があるフランチャイズ本部」に対し、「私は創業融資獲得のサポートができます」と話を持ち込むことで、サポート依頼につながることがよくあります。



4.一度成功事例を作るとリピートオーダーは確実に来る
創業融資サポートを依頼された案件を無事成功させると、「この専門家に任せておけば、融資に関しては安心だ」と評価され、その後は同様の案件が出てくれば積極的に紹介してもらえるようになります。新規客への営業が要らなくなるのは、たいへんありがたいこと。

一つのフランチャイズ本部で成功事例を作ることができれば、別のフランチャイズ本部にも営業をかけやすくなります。
「○○のフランチャイズ本部でも創業融資のサポートを行い、創業融資による資金調達サポートの実績があります」とアピールすることで、新しいフランチャイズ本部からの依頼につなげることも可能になります。

5.2021~2022年にかけて開催されるフランチャイズ展示会
2021年後半から、フランチャイズ展示会が再開されるようになりました。
こういったフランチャイズ展示会に足を運ぶことで、一度に多くのフランチャイズ本部にアプローチすることができます。

例えば下記のようなイベントがあります。

●フランチャイズビジネスエキスポ
https://www.frax-expo.jp/
会期:2022年1月13日(水)~15日(金)
場所:東京ビッグサイト

●フランチャイズ・ショー2022
https://messe.nikkei.co.jp/fc/about.html
会期:2022年3月2日(水)~4日(金)
場所:東京ビッグサイト

創業融資案件の獲得方法を知らずに、創業融資サポートを積極的に行うことはできません。
創業融資案件は、案件が集まる場所に足を運び、自らが能動的に活動することで獲得件数を増やすことが可能なのです。

ご閲覧ありがとうございました!

☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆

①社長塾                                                 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。                                       会社経営に関する情報収集にお役立てください。

②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり)                                                         生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。

③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube

④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。                 お気軽にご登録ください↓↓↓

ホームページサクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社 | サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。smc-zei.com

【注意事項】

本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。

・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。

・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。                                                                  ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。

関連記事

  1. コンサルティング M&A版「認定支援機関」の構想
  2. コンサルティング 創業者にアプローチするための5つの方法
  3. 新年度のIT導入補助金は活用できそうなのか
  4. コンサルティング 令和時代の士業のビジネスモデル
  5. 有償独占と無償独占の資格
  6. 優秀な補助金コンサルとは
  7. コンサルティング 認定支援機関(経営革新等支援機関)に登録しよう
  8. 補助金支援を活用した金融機関との連携方法

最近の記事

PAGE TOP