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自社商品開発のメリットとは

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、自社商品開発のメリットについてお伝えします。

美容院やネイルサロン等の、サービス業が自社でシャンプー・化粧品等の研究を行い、自社の施術に使用したり販売する事があります。さて、サービス業が資金と時間をかけて、自社製品を開発する事にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

1、収益の柱が増える

マンパワーが必要で、必然的に供給量の制限されるサービスだけではなく、需要と在庫さえあれば、商品は時間を取られずに売れていきます。収入の柱を増やすことで、本業が不調の時でも、副収入で利益を賄うことができます。

2、本当にお客様に求められている物を販売できる

普段お客様にサービス提供をしているので、お客様のリアルな声が分かります。例えば、悩・不安・コンプレックス・痛みなど、何かしら課題を解決したいから、お客様はあなたのお店に足を運ぶのです。

よって、そんなお客様のリアルの声を汲み上げたうえで、本当にお客様から求められている商品を開発することができます。それも、小回りが利く中小企業でしたら、社長の一存で他泊・タイムリーに商品開発及びリリースをすることができるでしょう。

なお、上記のような、本当に市場から求められている商品は同業他社も欲しがる商品になるはずです。よって、今までは競争相手だった競合他社が、自社商品を購入してくれるお客様に変わるかもしれないのです。

3、自社商品の名前をどうするのか

2で同業他社が自社の商品を購入してくれる可能性があると記載しましたが、自社商品をあなたの会社のブランドで販売しては、同業他社が購入してくれなくなる可能性があります。お客様を取られると思われてしまうからです。

そこで、自社商品は自社とは別ブランドを起ち上げて、販売するのもよいでしょう。なお、自社商品の販売事業が大きくなってきたら、別会社に自社商品の販売事業を移し手運営すると、将来的にM&Aをする観点からも良いかもしれません。

4、商品に自信があるならいずれは完全直売を目指すのもあり

自社商品が優れているならば、可能な限り代理店は通さずに直売する努力をしていきましょう。自社商品の用法やメリット・自社商品にかけた思い等を、直接お客様に伝えることができますし、お客様が自社商品を使った感想を直接聞くこともできます。

例えば、センサー関係製品を製造販売している、超優良企業・キーエンスは、非常に優秀な営業担当者を高給で雇用し、原則的に直売する会社として有名です。その直売を行ったことによる成果は目覚ましいものがあります。これも、顧客の声をしっかり聞いて商品に取り入れていく事、即ち現場を知る事の重要性を熟知しているからこそ、なせる経営戦術です。

ご閲覧ありがとうございました!

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