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ベテラン経営者と若手経営者の生命保険を使った退職金準備

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、役員退職金を準備する際の生命保険はどのようなものを選べばよいのかお話しします。

役員退職金の支払原資を捻出するために、解約返戻金のある生命保険に加入することは一般的です。

この退職金準備のための生命保険契約ですが、経営者の引退の時期や年齢によって選択する商品が変わってきます。

今回は、大きくベテラン経営者のケースと若手経営者のケースの2パターンで見ていきましょう。

(ベテラン経営者の場合)

ベテラン経営者(概ね50代以上)の方は、まだまでお元気なのでしょうが少しづつ事業承継も考えていく必要がある時期です。

事業承継を考えることは、ピンポイントではありませんが概ね引退の時期も決まってきます。

また、払込期間も若年層と比較すると必然的に短くなっていきます。

そこで、ベテラン経営者の場合は短期間で多く保険料を払い込むことができ、

短期で高額の解約返戻金を得ることができる保険を選択します。

種類は、逓増定期保険などです。

このタイプの保険は解約返戻金がたくさんもらえる期間が短い(5年間など)ケースも多いのですが、

ベテラン経営者の場合は引退の時期を概ね予定しておかなければならない事情もありますので、

基本的には大丈夫かと思います。

(若手経営者の場合)

若手経営者(50代未満)は、同じ会社の経営をずっと続けていく前提であれば、引退の時期は遠い未来だと思います。

長期間保険を払い込むことができ、引退して退職金を受け取る時期も読めないので、

長期間少しずつ保険料を払い込んで、高額の解約返戻金がもらえる期間が長い(10年間など)保険を選択します。

種類は長期平準定期保険等です。

昨今、保険の税制改正が世間を賑わせていますが、事業保障や退職金の準備など王道的な方法で、保険を会社経営に役立てていきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

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