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メインバンクが融資をしてくれなくなった場合の対策①

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、メインバンクが融資をしてくれなくなった場合の対策についてお伝えします。

いつも融資をしてくれる、頼りになるメインバンクですが、今後も円満な取引関係が続くとは限りません。

銀行は2~3年毎で支店長・担当者が入れ替わります。また、ヒエラルキーなのでトップの方針が変われば融資姿勢も変わってきます。

支店長が変わって別の会社のようになってしまうケースもあるでしょう。

メインバンクが融資をしてくれなくなった時のために、今のうちから対策をしておきましょう。

1. メインバンクからの融資がストップした際に資金繰りに窮しない会社とは

「メインバンクが倒産してしまった!」

「メインバンクの支店長・融資担当役席がかなり保守的な人に代わってしまった。担当者の能力不足で全然融資の申し込みが進まない、自社の正しい情報が決済をする上司まで伝わらない。」

このように、いつも融資をしてくれるメインバンクから突如融資が受けられなくなったらどうしますか?

メインバンクから融資を受けられなくても、資金繰りを回していける会社の特徴として、下記2点がございます。

①メインバンクのほかに、取引のある金融機関を持っている

②手元資金が厚い

ただし、そもそも資金が足りないから融資を受けているのに手元資金が潤沢にあるケースは多くないと思います。なので、メインバンクが融資を渋ってきた時の対策として、①の取引金融機関を増やす努力を始めてみましょう。

2.複数の金融機関とのつきあいをしよう

取引金融機関は1つにまとめるのではなく、かならず複数の金融機関とつきあうようにしましょう。

業績の芳しくない会社が、資金調達のため取引のない近隣の金融機関を訪ねて融資を依頼してもすぐに融資が受けられるとは限りません。いくら資金に困ったからといって、取引のない中小企業の経営者がいきなり「貸して」と訪ねて行っても、金融機関は相手にしてくれない事が多いでしょう。

なぜなら、特に業績の芳しくない会社は、取引のない金融機関と融資取引を始めるために、6ヶ月程度のおつきあいが必要だからです。逆に言うと、財務内容がきわめて厳しい会社は難しくても、多少の債務超過や赤字決算ぐらいなら、6ヶ月あれば、新たに貸してくれる金融機関と融資取引を開始できる可能性があります。

次回は、取引金融機関を増やす手順についてお伝えします。

ご閲覧ありがとうございました!

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