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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、年2回経営を振り返るメリットについてお伝えします。
我々、経営者は日々現場の仕事・管理の仕事・営業や集客の仕事など、多忙な毎日をおくっています。従って、自社の今後の事を経営者としてしっかり考えていく事が重要だと分かっていても、知らず知らずのうちに考えていくのが先延ばしになってしまいます。
ただし、経営者として7つの習慣の第二領域「重要性は高いが緊急性が低い」に意識的に時間を割いていかないと、会社は近い将来深刻な危機が訪れる事でしょう。
現在の経営環境は熾烈を極めます、常に新しい商品サービスが無数に参入してきており、協業他社も売上拡大・顧客確保のため血の滲むような努力をしています。そんな中で、経営者が次の打ち手を考えず、漠然と目の前の仕事をこなしていたらどうなるでしょうか?
ある日、一番大口の取引先が、ベトナムで製造してくれる安価なメーカーに切り替えると言ってきた、、転職した社員が自社の顧客により好条件の取引で営業を掛けてきて、顧客がまとめて流出してしまった、、マンパワー不足でぬほど忙しいから新規の人を採用しようとしても全然リクルーティングできない。入社してもとても教える時間もないしみんなピリピリしているから合わないと感じて直ぐに辞めてしまう、、
これらの問題は、経営者が第二領域の仕事を怠っていた結果なのではないでしょうか?
第二領域の仕事に時間を割けば、現在の自社の状況が改めてしっかり認識できます。そのうえで、自社にとって行動しなければならない課題が明らかになることでしょう。その課題解決のために、社長が経営者としての仕事を行う必要があるのです。
振り返りのタイミングは企業規模や業種にもよりますが、年2~4回をお勧めします。
半期・期末又はクオーター毎に、会社の経営について時間をしっかりとりながら振り返ります。集中するために、遠方のホテル等に泊まり込むのもお勧めです。日頃行動している場所と別の場所に身を置いて、非日常的な状況で経営を考える事によって、よりインスピレーションが湧きやすくなってきます。
ちなみに弊社では、夏と冬に二回、二泊三日で経営の事を考え続ける半期・期末営業戦略会議を行っています。半期ごとに過去に事を振り返り、次の半期の行動計画を立てられることで、会社の業績や生産性も向上し、過去の自社の状況からの成長もうかがえます。
経営者は是非とも、年複数回会社経営について腰を据えて、経営を振り返っていく機会を設けましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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