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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
今回は、利益が読みにくい業種が適正に納税する方法についてお伝えします。
決算期直前になって、思ったよりも多くの利益が出ていたら不安になってしまいますよね。多額の納税が待っていますので。
適切な金額を納税する必要はありますが、必要以上に多くの税金を納める必要はありません。
それは分かっていても、納税対策をしたいけれど毎期毎期売上の増減が多く、決算期直前にならないと最終的な利益が見えてこない業種もあると思います。そのような業種はどのように納税の対策をすればよいのでしょうか。
いくつか方法はありますが、「事前確定届出給与」を活用してみるのも良いでしょう。これは、役員向けの賞与で、事前に税務署に届け出た金額だけが経費として認められます。まずは、事前確定届出給与の届出書を期限までに提出します。その届出書には、賞与の支給予定日を「決算期末直前の日」に設定しておきます。
決算期直前に思ったよりも利益が出ていれば、賞与を支給すれば良いと思いますし、思ったよりも利益がなければ支給しなければ良いでしょう。賞与を支給する場合は、必ず法人口座から社長個人の口座へ振り込む形で賞与を支給します。税務調査の際は、本当に賞与を支払予定日に支払ったのか確認されますので。
振込予約を設定する方法が、忘れるリスクを防げるのでお勧めです。
事前確定届出給与等の仕組みを活用して、適正金額の納税を行っていきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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