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情報発信しないという選択

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、情報発信を戦略的にしない経営についてお伝えします。

通常ビジネスを発展させる際には、「ビジネスをやる以上まず知ってもらわなければ始まらない。知ってもらうために、SNSやメルマガの配信などで情報提供をしたり広告を打つなどして、情報発信していく必要がある」と考えます。

これはセオリー通りの話で、全く間違っていません。

ただ、「戦略的に情報発信をしない」という日本古来からの経営戦略もあります。京都流の「一見さん御断りビジネス」ですね。

会員制で、既存会員や有力者からの紹介でしかそのお店に入ることはできません。お店のHPもなければSNSのアカウントもなく、仮にどこからか情報が伝わってお店に入りたいと電話や訪問客が来ても一見さんであれば一切相手にしません。

このような日本古来の一見さん御断りビジネスは、特定の業種では非常に大きな力を発揮します。

例を挙げますと、専門職・bar等酒類の提供を主とする飲食店・職業紹介所・不動産業など、共通点をあげると継続的かつ高額の報酬を得られる可能性のあるビジネスです。

戦略的に情報発信をしない、一見さん御断りビジネスには下記のようなメリットがあります。

①誰でも購入できる商材ではないのでプレミア感・希少性が出る

②紹介(口コミ)営業がメインなので低価格帯でのサービス提供を求める顧客が寄り付かない

③一定金額以上の料金を支払う顧客のみサービス提供をするので客質が劇的に上がる

④意味のないサービス営業に付き合わされる回数が激減する(無料での質問対応など)

⑤自社にとって理想の顧客のみにサービス提供できるので、同じように自社とマッチする顧客が寄ってきやすくなる

※類は友を呼ぶ

逆にデメリットとしては、言うまでもありませんが顧客獲得の間口を絞ることになる訳ですので、新規顧客獲得の機会は減るでしょう。

ただ、前回のブログに書いたような専門職やbar等酒類の提供を主とする飲食店・不動産業などは、経験上きちんとしたクオリティの高い仕事をしていれば、必然的に顧客が増えていきます。

また、この手の一見さん御断りビジネスは労働集約型産業である事が多いので、そもそも受けられるキャパシティが限られています。そうなると、直ぐに顧客は増えないかもしれませんが、客単価を上げないと結局収入はいつまで経っても上がらなくなるあるでしょう。

業種によっては非常に強い力を発揮します、戦略的に情報発信をしない一見さん御断りビジネスも検討に値します。

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