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自社にとって銀行とはどんな存在?

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

今回は、銀行との基本的な付き合い方についてお伝えします。

自分の会社にとって、銀行とはどのような存在でしょうか?

いつも融資をしてくれるパートナーだと思っている方もいれば、貸しはがしに来る可能性もあるし、晴れているときにしか傘を貸さない敵に近い存在であると思われている方もいらっしゃるでしょう。

小生は今まで様々な経営者から銀行のイメージを聞いてきましたが、どの経営者にもある程度共通していたのが「漠然としたイメージ」「感情のバイアスがかかった状態」で、銀行の事を見ている方が多かったように思います。

銀行の中身は、一般的な事業会社ではないのでよく分かりませんし、良くも悪くも会社経営に対して銀行の与える影響は大きいので、感情的に銀行を見てしまう気持ちもよくわかります。中にはひどい担当者や支店長もいますし・・

答えはないのですが1つお勧めできるのは、銀行を1社のビジネスパートナーだと考えて取引することです。

ビジネスパートナーであるためには、先ず利害関係が一致する事が必要ですね。

銀行はお金を貸して利息収入を増やしたい・シェアを拡大するために預金残高を増やしたいという意向があり、こちらは銀行からお金を借りてビジネスを大きくしたい・預金残高を増やして自己資金を厚くしたいという意向があります。

お互いの利害が一致するという事は、ビジネスが成立するという事です。

次にビジネスパートナーであれば、持ちつ持たれつの関係であることが望ましいです。

コロナウイルスなどの影響で売上が急激に減ってしまったら、銀行に緊急の融資をお願いしたいものです。

その一方、銀行も日々厳しいノルマに追われているため、ノルマの達成のために多少なりとも社長に協力してほしいと思っています。

具体的には、無理のない範囲内で9月末3月末に預金残高を増やしたり、必要がなくても融資を受けて差し上げるとよいでしょう。

また、複数の銀行を競争させて金利の引き下げを図ることは有効の経営戦略ですが、やり過ぎは禁物です。相手の立場になってみれば、徹底的に買い叩こうとする取引先なんて相手にしたくないでしょうし、決して応援する気にもなれないと思います。

銀行は業者ではありません、ビジネスパートナーとして他の取引先と同じような信頼関係を築いていきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

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