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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
今回は、公庫で担当者の対応がイマイチな時の対応方法についてお伝えします。
対応の悪い担当者にあたったら、意見を出す先があります。
立て続けに3件、「クライアントが日本政策金融公庫から融資を断られた」という話がありました。
公庫も金融機関ですから、審査した上で否決にすることはあります。ただ気になるのは、担当者の対応に問題がある可能性もあることです。
1.面談でかなりひどいことを言われる場合もあります
最近、日本政策金融公庫の創業融資が厳しい傾向で、融資希望者が面談でかなりひどいことを言われるケースもあります。
公庫担当者:「事業計画通りに、こんなに売れるわけがない」「この業界の事なら、私はよく知っている」
…など、かなり上から目線で言われ、相談者がどんなに売上の根拠を力説しても鼻で笑うような態度だった事もあるようです。
最後には「もう面談は終わりにしましょう」と切り上げるように終了したそうです。
結局、融資審査は通らず、個の創業希望者は開業する事ができませんでした。
ちなみに、融資を断られた理由を聞いても
公庫担当者:「売上が…」「売れると思わない」…など、はっきりとした理由は言わなかったらしいです。
ほとんどの相談者は日本政策金融公庫との面談に慣れていませんから、こんな態度を取られたら大きくショックを受けたことでしょう。しかし残念ながら、ときどきこういうことがあるのです…。
融資を断られた理由が納得できず、はっきりしないときは「日本政策金融公庫の本部に問い合わせてみましょう」
2.日本政策金融公庫の本部の連絡先
融資の審査内容への意義や、担当者の対応へのクレームは然るべき場所に入れましょう。クレームを入れる場所は2つ考えられます。
●その担当者の上司(融資課長。営業課長とも呼ばれます)
●公庫の本部
本部の連絡先は以下の通りです。
● 本部【お客様専用ダイヤル】 03-3270-1540
3.公庫には、悪質な担当者を指導する姿勢がある
公庫の担当者は基本的に、士業やコンサルタントが電話しても、ていねいに対応してくれます。
本部も一部ひどい対応をする担当者がいることはわかっているようで、苦情が寄せられればその担当者にヒアリングして指導していく姿勢のようです。
連絡する際は、どの支店の誰に、どのような対応をされたのか具体的に伝える必要があります。
本人から連絡してもいいですし、士業やコンサルタントから連絡するなら隣に本人にいてもらって、担当者の具体的な対応は本人から伝えてもらいましょう。
4.面談の際は、必ず担当者の名刺をもらうこと
何度も言いますが、対応が悪い担当者はほんの一部で、ほとんどの担当者は真摯に対応してくれます。しかしハズレの担当者がいることは事実で、最近とくに以前に増して公庫への不満をよく耳にします。
かならず面談時は、最初に担当者の名刺をもらうこと。
話しながら「これはひどい…」と判断したら、あとで本部にクレームを入れるとき担当者名をフルネームで伝えることができます。
面談時に名刺を出されなくても、「名刺をいただけますか」と言えば出してくれるでしょう。それでも出さない場合は、「部署」と「名前(フルネーム)」を聞いてメモしましょう。
あまりにもひどい応対をする担当者に当たった場合は、いったん申込みを取り下げてから本部に連絡を入れましょう。そのときに、こう伝えてください。
「あまりにもひどい対応だったのでいったん申込みを取り下げましたあらためて申込みに行こうと思っていますが○○さんだけは応対しないようお願いします」
本部の担当者は「わかりました、そのように支店に伝えておきます」と言ってくれると思います。
対応してくれるとの言葉をもらえたら、あらためて公庫を訪問しましょう。
次は、適切な担当者が対応してくれるでしょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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