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コロナウイルス感染症特別貸付の事例集

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

今回は、コロナウイルス感染症特別貸付に申し込んだ事例についてお伝えします。

公庫との取引経験がなくても、たとえリスケ中でも、気後れせず挑戦しましょう。

1.公庫と初めての取引/特別貸付3000万円

業歴数十年の町工場で、2期連続の赤字企業です。

今期の計画上はトントンになる見込みですが、新型コロナウイルスの影響で、4月以降の売上が7割や6割になるとした場合のシミュレーションを行い、なぜその資金が必要かをしっかり明示できる資料を準備して、社長と同行訪問しました。

結果として3000万円の満額回答を頂いたのですが、据置期間は1年、返済期間も、初めての取引なので7年という提示でした。今回は資金確保を最重要課題にしておりましたので、社長も上記2点については了承しています。日本政策金融公庫の某地方支店で、通常の5倍以上の申し込み状況のようです。

2.公庫と初めての取引/据置期間は長め

業歴10年以上の工事業。

赤字と黒字の繰り返しで、自己資本は少しプラスの企業です。前期はしっかり利益を出したこともあると思いますが、面談を飛ばして電話での状況聞き取りとなりました。

日本政策金融公庫の比較的大きな支店でしたが、やはりパンク状態のようで、電話での聞き取りも増やしておられるようです。据置期間1年で出したのですが、担当者から「もっと長くてもいいですよ」との回答で、3年で申し込みました。正式回答はこれからですが、手応えありです。

3.公庫の過去の融資と一本化/返済期間15年

 個人事業として小売店を経営しているケースです。

開業時に日本政策金融公庫で1000万円の借入を行い、営業を始めましたが、単月で黒字になった月がない状態です。2019年8月に公庫に条件変更を申し込み、元本返済0円として猶予を受けていました。

月額固定費も大きくないので、200万円の追加融資と既存借入金との一本化をお願いして、

昨日追加融資が決まりました。また、返済期間も15年にしていただくことができました。こちらも日本政策金融公庫の某地方支店です。

日本政策金融公庫の支店には申し込みが殺到し、通常は面談であるヒアリングを電話対応にするなどして対応しているようです。

また、審査をスムーズにするには、やはり「なぜこの金額が必要か」を説明する書類が有効です。据置期間も、当初より長く設定される事例を、よく耳にするようになりました。

ご閲覧ありがとうございました!

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